● 野原にあるもの

つゆくさ

昨日、基礎工事がはじまった。
まずは、草刈りと、隣地との塀を建てる。
現場は、すっかり野原になっていて、
みどりでいっぱい。
現場になるまえは、
この場所は、人間の法律では、個人ものだけれど、
いろいろな雑草たちの居場所となっていた。
雑草が居れば虫もいる。
風もくる。光もはいる。
そんな命をいただいて、
家をつくる。
だから、せめて、想いをこめて、
大切につくらなければと思う。
職人さんを待つ間、施主さんのお嬢さんに渡したいって思って、
ねじばなの花をつんだ。。
小さい花のわりに、しっかり根をはっていて。
なかなかぬけない。
通りがかりの犬の散歩をしているおじさんが、
しゃべるをかしてくれた。
ねじばなには、ひとのこころをほっとさせる力があるらしい。
頼もしいかんじかしらも(基礎屋さんのこと。)
ねじばなかぁと、笑ってくれた。
夕方用事があったので、基礎屋さんにねじばなをたくし、
先に帰ったら、施主さんからメールがきていた。
子供達、喜んでいましたよ~って。
忙しい中、ほんとうにすぐに。知らせてくださった。
ありがとうございました。
間にあってよかった。
そんなはじまりの日でした。
写真はつゆくさ。ねじばなの写真とるの忘れてしまったので。
あの土地に咲いていました。

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