● 木組み

ニラの花(本文とは関係ないですが、他の方の現場なので写真はありません)

縁あって、
お寺の小屋組みをみせていただきました。
普段、入れないところ。
折上格天井の上の骨組みです。
日本の建築の特徴は、見えないところを大切につくっている。
そう教えてくださいました。
せいが2尺(約60cm)もある松丸太が
曲がりを生かして組んであり、
その上に、何層もの小屋組みがかさなっていました。
8尺もある軒の出をささえるはねぎも、
三斗組もみることができました。
蛙股にほどこされている彫刻も、
近くでみると刃物の後があり本当に本当にきれいでした。
なんだか感動してしまいました。
木の建築って本当にきれい。
そして、見えない部分に、こんな世界が広がっているなんて。
大梁をみていたら、生きている!って思いました。
すっかり興奮してしまい、
お寺の勉強したいという私に、
古民家の勉強なさいとのこと。
民家の骨組みはまたもっとおもしろいし、
見せることもできる。
本当に、単純なんですが、
お話していたら、
古民家、やりたいって思いました。
漠然といつかは、
やってみたいと思っていたのですが、
やりたいってしっかり思える
また夢がひとつできました。
ちょっとづつ勉強していきたいと思います。
人の縁、木の縁って大切ですね。
ありがとうございました。

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