● 10年もの

野の花です

以前、深澤直人さんがス-パ-ノ-マル展なるものをやっていた、
ずっとある定番もの。。をセレクトして、展示するもの。
行きたいなぁと思いながらいけなかった。
設計の仕事をしていると
カタログがどんどん届く。
母が言った言葉。
古いものは使えないの?
確かに。
回転がはやすぎる。
少しづつ、変化していて、
設備や、照明など(既成の建材はつかわないけど、こちらも回転がはやいのだと思う。。)
はあっというまに古く、古いカタログをみると廃盤で、
使えなくなってしまう。
なんだか本当にもったいない話。
よくないから、新しくなる。
少しでも良くなったから、変化させているのか?
それとも、きちんと良いといえない状態で売り出しているから、
すぐに変える必要があるのか、
NEW製品という言葉が売りやすい、買いやすいのか
知らないけど。
形の流行を追っているのか(流行ったものは、古くなるが早いので注意ですよ!)
普通に考えると
半年やそこらで変わってしまうものは、
おかしい。
母に言われて、改めて思った。
もったいないし。。
メンテナンスがしにくい。
ところで、
ずっと変わらなくて、
一緒のものがある。
例えば、堀商店さんのもの(錠とか、ドアノブとかを取り扱っています)
すぐに他のものが浮かばないので、
範囲をのばしてみると、
照明器具でいえば、ヤマギワの定番ものだとか。
設備でいえば、TOTOの実験用流しだとか。
何かあるでしょうか?
教えてほしい。
メ-カ-問わずの
定番品だけを集めた
10年もののカタログ、
そんなものできないかなぁ。
そこから選ぶと
安心なものができそうに
思う。
なんとなくだけど、
そういうもののほうが、
何十年も暮らす住宅には似合っているように思う。

Post a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です