● 紙のワークショップ

だいぶ時間が経ってしまいましたが、
紙のワークショップのお話のつづきです。
原料の楮のお話もお聞きしました。
日本の楮の産地は、
主に高知と那須。
輸入しているものはタイが多いそうです。
楮の性質は、
土地によっても違うそうで、
タイのものなどは落葉しないで、
葉が落ちないので、葉ごと苛性ソーダー(強い薬品です)をつかって煮ているのだとか。。
また農薬や、水質汚濁などの問題もあるそうですね。
例えば、土佐和紙として、高知は楮の産地です。。と表記しながら、
別紙に、ここの和紙はケナフを50%云々と書かれているのもみました。
嘘はないですが、(ケナフの割合が多くても和紙と名乗った勝ちということでいえば)
ぱっとみると、、高知産の楮をつかっているふうに
勘違いしそうな表記で,
高知にあるところだからといって、
高知の楮をつかっているわけではない!とかんじたばかりです。
また、私たちがつくっていますという顔写真があったりして、
(パンフレットには、機械漉きと書かれていました)
なんだか、手漉きと勘違いしそうだなぁと思いました。
原料のお話を聞いて、
和紙=自然系とは一概にはいえないのだなということが分かりました。
だからこそ、
創っている人に実際に会い、
顔をみえるものづくりって
大切だと思いました。
次は、実際に和紙をたたくところ、漉いているところを(なるべく)
つづけてupします。

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