小久保美香建築設計事務所

草木染めをしたり
海に行ったりしているうちに、
それはそれでいいと思えることが多くなった。
例えば、草木の色はこうつくりたいと（まだ、そんな思いも実際はだいていないんですが。。
長く続けていらっしゃる方に、こうつくりたいという方と、偶然できたいろを受け入れたいという方がいて。。私は、後者なんだろうと思います。）
いっても、そのときの草木のもついろ、その日の太陽、その日の風
その日の待ち時間によって、いろいろないろに出会う。
でも、その思ったようないろでなくても、
どのいろもどの出会いも美しいと思えてしまう。
海でも、風や波は自分の思い通りにはならないし、
だからこそ、今ある状態を受け止めて、
それはそれで、楽しみたいなぁと思うようになった。
自然のものにはそんなチカラがあるように思う。
で。
藍染をしたとき、まだらになってしまったんです。
染液から還元するときに、よっぽど
早くやらないと間に合わないよとは言われていたけれど、
まぁいいかと。
でも。そのまだらが自然の水の流れのようなまだらでなく、
でてしまった。。
洗剤の後だったんです。。
気づかないうちに、自然とあわないもの。
気にしていないうちに、つかっていたんだなぁとびっくり。
まぁ。まだらのほうは、それはそれでいいと思うんですが。
生活を振り返ってみたくなった出来事でした。