●型枠

2008.12.25
立ち上がりを打つための準備がはじまりました。
ぞろぞろ大人数で向かうとお電話があったのですが、
大工さんたち5人もいらしていました。
専務と棟梁の0さん、刻み見学会で梁を削っておられた大工さんのNさん、
大工さんのGさん、そして監督のNさんです。
まずは墨出しです。
棟梁と専務で糸をはって、全体の
確認の後、
耐圧盤に型枠の位置を墨だししていきます。
この建物の基準となる尺杖をつかい、
棟梁のOさん、自ら墨出しをされていました。
(定規やスケールの寸法って、実は少しづつ、微妙に、違うのです。
 同じ1cmでも、10mmのものがあったり、10.1mmのものがあったり。。
 なので、本当に、正確につくろうとしたら、統一した定規が必要になりますよね!
 それが尺杖です。また棟梁自らやることで、寸法に迷いがなくなりますね。
 もともとはそうやってつくられていたのではないのかなと思いました。。)
そこでだした寸法を元に、型枠を設置する位置を、墨つぼをつかって、
正確にだしていかれました。
それに昨日埋め込んでおいた木にセパレートを取り付け、
きれいになっているようにみえた型枠ですが
一枚一枚、丁寧に拭いて設置していかれました。
そして、設置が終わったものから、
順に、
再び糸を貼って、
まっすぐ、正確な型枠になっているかを
調整しながら、
地面に硬く埋めた杭とつっかえ棒で調整していっています。
今も、工事の音がつづいています
立ち上がりは27日の土曜日に打設する予定です。
年内に打って、しっかりコンクリートの養生期間を持ちたいとの
お話でした。
宜しくお願い致します。