●屋根廻り

2009.02.04
棟梁のOさん、Nさん、Mさん、Gさん
破風板がつきました。
破風板は、バランスがよいように、長方形でなく、
下部を細めに、上部を厚めに、また薄くみえるように、
化粧をしてくださっています。
破風がつくと輪郭がしっかりとしますね。
・・昨日、近所に住む画家さんが見に来られて、
美しい建物ですね。
完成が美しい建物はあっても、構造が美しいものはめったにみない
ですよ!とおしゃってくださったそうです。
なんだかうれしいです。
そして、タルキ間に設ける空気層の入口に
ステンレスの網が取付ました。
予めあった溝にはめていくのですが、
しっかり納まるよう大工さんが丁寧に取り付けてくださりました。
そして、タルキの上の野地が貼り始められました。
下の化粧野地とちがって、野地の上には、瓦がのり見えなくなってしまう部分なのに、
隠してしまうのがもったいないくらい綺麗な板ですね。
よくみると木の木目が同じ方向に向いていますね。
大工さんにおききしたら反らないように、
木の性質をみて敷いてくださっているとのことです。
みていると気持ちよくなる現場です。