●瓦葺き 筋交い、間柱入れ

2009.02.09
大工さん3人 棟梁のOさん、Nさん、Gさん
瓦屋さん 3人
瓦屋さんのトントンという音が響いています。
お隣で工事がはじまって、
目でみていないときも、音として工事の気配が伝わってくるのですが
瓦屋さんってよくトントンという音をたてています。
休憩時間お話を聞くことができました。
割付について。。
割付は棟のほうから行い、横に何枚並ぶかを決めてから
斜め方向を行い、
瓦が割り切れない場合、上のほうで調整するんだそうです。
鼻隠しからの瓦の出は2寸5分、そのくらいださないと水がまわってきれいに
きれないそうです。
妻側は1寸1分出すようにしているそうです。
京都の老舗の旅館などは瓦が鼻先からでている部分が深いですよね。
今は、
ステンレスの釘と銅線で留めているそうです。
銅線、太いですねといったら、
これが一番細いものなんだそうです。
大工さんのほうは、
筋交いと間柱を入れ、
必要なところに金物を入れられていました。
一番上の栗の梁と大黒柱の納まりは
ハナ栓というそうで、
栗がもっと乾くのにあわせて、
工事中、何回も打ち込んでいくそうです。
すごいですね。