● 建具屋さんからお聞きした木のお話

建具屋さんからお聞きした木のお話です。
建具の材は乾燥が大切とのことで、
何枚もの板が建てかけてありました。
お話をいくつか。
秋田の天然杉と普通の杉の違い
・・
木目が前者はとっても細かいのですが、
それは人間が欲のための植林してしまうと
儲かる木ばかりを植えてしまう。。
けれど、自然の実生から育った木は、
いろいろな木に囲まれてゆっくり育つので、
目の細かいものになるそうです。
またけやきは、あばれやすいので、
枯れる寸前の木がよく、
普段は上を向いている葉が垂れて、
下を向いたときが伐採時なんだそうです。
寒いほうが、目が細かいのかなぁとなんとなく思っていたら、
木事に違い、
けやきは北にいくとやわらかく、関東がよく、
ピアノの材になるスプルス等は、ピアノの産地。。浜松などが
よいそうです。
また米松は木の性質上やにもでますし、いじっているときに
人の手を傷つけやすい(建具屋さんの手には痛そうな傷がありました。)
ので、日本の木のほうが手に触れる場所はいいとおしゃっていました。
杉、桧といった日本の木は、
素手、素足を大切にする日本人の文化と合っているのでしょうね。
本当は、
人が住む住まいには杉がいいのだよとおしゃっていました。。
あたたかみがあり、こころやすらぐからと。
写真はみせていただいた簾戸についていた竹の欄間。
すごくきれいで、涼しげですね。
はじめてみました。
workの工事日記のほうもこまめにupしております。
時間のあるときにどうぞ

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