●洗面ボール、和紙

2009.06.21
施主さんと共に、
天蚕万花さんhttp://www.tensanbanka.com/
久保和紙さんhttp://homepage2.nifty.com/ogawa_washi/
をおとずれました
待ちにまった洗面ボールとの対面です。
想像以上のものが並べてありました。
1つは黄瀬戸の洗面ボールで、楕円形のもの。
中には織部や土錆びの花模様が書かれています。
三種類つくっていただき、
お気に入りのものを選びました。
世界中にたったひとつのもの。。ですね。
もうひとつは、白土のもので、松の釉薬をかけたものです。
釉薬が流れる速度によって、模様がかわるそうです。
このつくりかたは、しばらくは表面にひびがはいり、全体に広がっていくそうです。
そのひびがまたいい味わいになる。育っていく器です。
(撥水処理がしてあるので問題はないそうです。)
どちらもあたたかいかんじがして、施主さんの雰囲気にぴったりなかんじでした。
生活の中にこういうものが1つでもあると
すごく幸せな気持ちになりますね。
その後、お昼ゴハンをごちそうになり、
楽しい時間をすごさせていただきました。
とってもおいしくて、
お料理と器があっていて、
すごくあたたかい時間でした。
本当にありがとうございました。
帰りに、急遽、先日お伺いした、和紙の工房さんを訪れました。
そこで聞いたお話です。
紙って、漉いたときよりも(木材パルプ入りのものはのぞく)強くなっていくんだそうです。
なので、細川紙などは、何年かねかしてからつかうんだそうです。
おもしろいですね。
今日は、7時前に家をでて、11時間あまり、充実した日でした!
いろいろありがとうございました。
写真は携帯のものです。こんな日に忘れるなんて!!