●左官工事

2009.0704
左官屋さん二人 Hさん
内部の左官工事が始まりました。
勝手に、今日から鏝をもって塗り始めるというイメージをもっていたのですが
違いました。
朝、挨拶をした後、ちっちゃいおうちのほうに行っていたのですが、
どうなっているのだろう?
とのぞいたら、
すぐには分からない。。
壁をどこまで塗るかなどの墨出しの作業、
養生の作業をされていたのでした。
墨つぼをもって、壁の厚さをだし、
際には、養生のテープをこんなふうにしっかりと貼られています。
そして、床は汚れないようにと、
しっかりと養生をしてくださりました。
丁寧な仕事でバトンを渡してくださった大工さんたちも、
この心遣いをみれば、安心ですね。
塗りやすいように、足場を用意されたりと、
よい仕事をするには、
段取りって大切なのですね。
丸一日とちょっとかかったようです。
こういう見えない作業にかける時間を
大切にしている職人さんには期待してしまいます。
余談になりますが、
今度和紙貼りをするのですが、
壁の種類は違いますが、(左官と和紙で)
先日、小口に、接着材を塗られていたので、
壁の下地づくりについて質問してみました。
そこでおもしろいお話を聞くことができました。
現場で専用なテープにようなものを
貼っていますが、
昔は、和紙で、このわれ止めをしていたそうです。
和紙だけだとくっつかないので、
下地と上塗りの間に、和紙をいれて、
塗っていたとのこと!
パーム椰子なども使用されていたのだとか。。
和紙って、左官と近い関係だったのですね。
なんだかびっくりでした。