2度ほど音楽を聴きに訪れたカンニグハム邸に再び
行く機会がありました。
今度は建築ツアーで。
いいなぁと思う建物はなるべく何度も行くようにしています。
この日ははじめて、目の前の窓があいていました。
いつもは障子越しに気配をかんじていた窓の外は、
緑が濃い色をしていて、
けっして広いお庭ではないけれど、
緑があるってことはまたいいなぁと思いました。
緑があることで、東西南北が気になりお庭ってどちらにあるのかを
確認してみたら、レーモンドは原則、南につくっていたとのこと。
そして、西側にある腰窓がちょっと高いのは、
隣地の塀を隠しつつ、隣地の緑をとりいれたかったからだそうです。
レーモンドといえば、日本の建築のよいところを
見出して造られた方で、
図面は尺寸法で書かれているのは有名ですが、
図ってみると気持ちいいほど、尺のスケールの目盛りにのりましたね。
音楽会がある特別の日もたくさんの人が集まっている様子もいいけれど、
普段の日常の空間も静かで気持ちよさそうだなぁと思いました。

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