再び、ちっちゃいおうちの和紙を梳いていただいた、
小川町にある紙すきの村 久保昌太郎和紙工房さんを訪れました。http://homepage2.nifty.com/ogawa_washi/
小川町は川と緑が近いせいか涼しくかんじましたが、
盆地なので暑いんですよ。。とおしゃていました。
お店から、工房へ向かうあぜ道を歩いていると元気な楮が植えてありました。
暑い日でしたが、元気な緑色をしていました。
夏というかんじの風景でした。
工房につくと
この日も、紙を梳いていらっしゃいました。
版画用の和紙で、厚いものの注文があったそうです。
友人の設計士さんといっしょだったので、
またまた、工程などを丁寧に説明してくださり、
(HPの素とつくりてたちの和紙のページに以前のレポートがありますのでご覧ください)
いろいろな紙の見本をみせてくださりました。
和紙というとなんとなく無添加のようにかんじてしまいますが、
暑い時期、とろろあおいを保存するための保存料だったり、
また初期に白い紙がほしいと塩素消毒をしたり、
(塩素消毒をした紙はだんだん黄ばんできます。生地の紙はだんだん白くなります。・・すごいですよね!)
苛性ソーダを使用したりと、
それぞれ違いますから、つくりてさんを訪れてお話を聞くそんな
ことが大切になります。
こちらでは、無添加の和紙
柿渋の和紙、
小川産の楮でつくられた地場さんの和紙、
天干しにしたときの木目の残る和紙(もともとは、たとう紙・・着物を包む紙なので、木目があることで、空気がはいって痛まないようになるようです。)もつくられています。
和紙でつくられたロールスクリーンなどもありました。
私も障子紙を見本にかってきました。
色の変化が楽しみです。
手漉きの和紙は丈夫なので、
ふつう毎年障子を張り替えるとしたら、
こちらは2年は持っているそうです。
触っている様子でも、そんな丈夫さは伝わってきました。
そうそう、私の事務所には、柿渋染めの見本もありますよ!

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