うちで設計した建物に訪れた方が、
木と漆喰の家のせいか、
和風という人も、南欧風という人もいます。
同じ建物なので
人それぞれの感じ方って違うんだなぁと思っています。
そんな中、イラン出身で日本で長く暮らしているの方がいらしたとき、おっしゃっていました。
イランの家みたいです。って・・
ちょっとびっくりしました。
お話をお聞きすると、イランの国の家は、みな漆喰仕上げで、
Rのついた窓などがあるそうです。
なるほど!って思いました。
漆喰や、木は、その土地から生まれたものなので、
世界共通仕上げなのですね。。
はっとしました。
ハウスメーカーの家のように、その土地と関係ない素材のデザインというのは、
日本独特と聞いたことがあります。
なんとなく、日本の家というと木と漆喰の家というイメージをもっていたけれど、
他からいらして、日本に長く暮らしている方からみると(でも、現実的に)
サィディングとビニールクロスと樹脂の家が日本の家になってしまうのかな。。
考えさせられた一言でもありました。
見学会のお知らせです。
今回は、漆喰ではなく、プラスター塗りです。
・・・施主さんのご厚意により、HPのworkで工事の様子を紹介させていただいている
楓通りの家(さいたま市)の完成見学会を開催させていただくことになりました。
伝統的な仕口、継手をつかい木やプラスターなどの自然素材でつくられています。
職人さんの手によってつくられた住まいは、
丁寧につくられたものに触れるとあたたかい気持ちになるように、
住まう人の暮らしを包んでくれるものになってくれると思います。
また自然素材の中で暮らすことは、
日々の暮らしを 無理なく心地よくすごす安心感のようなものを生んでくれると
思っています。
並木通り沿いの緑の中を通る風のチカラもかんじられると思います。
日程は
9/4(土) 13時~17時 主に建築関係者さん向け
9/5(日) 10時~17時 主に一般の方向け
です。
日時、氏名、連絡先をHPのコンタクトよりお知らせください。
詳しい案内を送らせていただきます。
お待ちしております。

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