脇田邸には吉村順三さんの家具や家具図面の展示もありました。
そこで黒川さんからお聞きしたお話がおもしろかったので書きますね。
(言葉だけだとわかりにくいと思います。・・すみません)
椅子って基本は90度が座りやすい。
だから寝椅子とかもみてみると倒れているだけで、90度くらいのものが多い。
けれど、寝椅子等でもっと広い角度にするとき、
人が動けるように工夫しているスケッチがある。
はじめは、首と足の角度を動くようにして、
あるとき、角度を変えるのではなく、頭と脚を入れ替えれるような
ことを考えられたそうです。
そして、ずっと座ると疲れてしまうのをふせぐために、
1枚の布を左右を軸に湾曲させている椅子が多い中、
前後に湾曲させて座り心地を
確保しているところがこの椅子のおもしろさだねと。

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