あるパン屋さんのことがテレビで紹介されていました。
パン屋さんをはじめられたころ、少しでもおいしいパンをとがんばっていたところ、
尊敬する方に言われたそうです。
毎日同じものをつくれるようにしなさいと。
そうでないとあのパンを食べたいとまたいらしてくださる方に
答えられない。
パンって工業製品でないですから、温度、湿度によって、
同じものをつくるって、実は大変だと思うのです。
そんな中で、変わっていくものでなく、
同じものをというのは、勇気のある決断だと思います。
テレビの最後には、
ここのパン屋さんの定番の食パンが焼きあがるシーンが流れていました。
菓子パンも食べたいけれど、
毎日の暮らしには、シンプルでおいしい変わらない味って
ありがたいですね。
建築にもいえることかな。

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