ラジオを聞いていると
避難所の近くの方が、我が家のお風呂をつかってくださいという
メッセージをよく聞きます。
そのメッセージを聞くたびに、
学生時代に訪れた伊勢湾の神島のことを思い出していました。
大学の研究室の住まい方の調査で
公民館みたいなところに
宿泊して、町をつなぐ井戸の使われ方や、
各、家を訪ねて、
空いている部屋をどう使用されているかなどを調べたりしていたのですが、
そのときも、
地元の方が、お風呂を貸してくださったり、
ご飯をつくってくださったりしていたのです。
お風呂は体が休まるし、
家庭のご飯は、本当にあたたかくおいしかったです。
そのときに、初めて出会った
子供たちをまるで自分の親戚の子のように
かわいがってくださったあたたかい人たちの顔を
思い出していました。
・・そんなとき、お世話になっていた神島のおばあちゃんから、
お電話をいただきました。
みかちゃん。大丈夫かい?って
なつかしい声、心配してくださったこと じーんとしてしまいました。
神島にも津波が来たそうですが、他は大丈夫だったそうです。
私のほうは元気です。
出来ることは少ないですが、
いただいたあたたかい気持をつなげていけたらと思います。
みなが笑顔で暮らせる日がきますように。

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