建築士会の東北大震災から学ぶことというお話をお聞きしました。
宮城での実際での地震の被害の様子のスライドを見て、
建築士としてどういうことをされたかのお話をお聞きしました。
スライドにうつる津波の被害の大きさは胸がいたみました。
木造の住宅は基礎を残してなくなり、鉄骨造は骨組みだけになってぐっちゃと曲がり、
コンクリートの大きい建物はゴロン倒され流されていました。
その一方で厚い松林の裏の建物が残ったり、
鉄骨造とRC造の裏にあった小さい木造の駄菓子やさんが、
2つの建物に守られて(2つは壊れてしまいました)、商品ごと残ったりもしたようですね。
駅舎や線路も橋もみな壊されていました。
その中で建築士としての仕事は、
(緊急時は応急判定の資格の有無は関係なかったそうです。)
まずは避難所が安全に使える建物かの判断、
その後、各建物の応急安全の判断。
その後、住宅等の相談というように
状況に応じて変わっていくとのことでした。
緊急時、車も電話も使えない中、宮城では対応が早かったそうなのですが、
市町村事に協定を結ぶことで、徒歩、自転車兼内での対応ができたり、
緊急時に備えて、備品や訓練をされていたとのことでした。
またその後の診断において、地域とつながりのある消防団の方とまわられたとのことでした。
もし、自分の地域に災害があったらどうすればいいか
考えさせられました。
地域のつながの大切さもかんじました。

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