木曜の夜から金曜日、地元の市主催のボランティアバスで、
南三陸町へ行ってきました。
現地につくと長袖1枚だと肌寒くて、
カッパを着るとちょうどいいくらいでした。
朝は小雨が降っていましたが作業する間はやんでいて、
時々日差しがさしたりしていました。
作業内容は、当日まで分からないのですが、
現地で、そのとき望まれていることができるので、
うれしかったです。
作業は、基礎だけになってしまった住宅の泥出しでした。
将来壊すとしても、
きれいにして壊すことができると
心がすっーと軽くなるそうです。
他から来た人にとっては、基礎、または、ヒビが入ったコンクリートかもしれませんが、
住まい手にとっては、
自分の暮らしを支えてきてくれた大切なものなんだろうなって思いました。
作業は力仕事で、
大変でしたが、
きれいになっていくのが気持ちよく、
充実感がありました。
住まい手さんも来られていて、
その方は、溶接のお仕事をされていたそうなのですが、
その道具がでてきて、とってもうれしそうにされていました。
道具は、自ら治して使いやすいように、つくられたものだそうで、
だから、これは自分のものだとわかる!と本当にうれしそうにしてくださりました。
5ヶ月半すぎて、会えたのですものね。
大工さんにとって、カンナみたいなものなのでしょうか。
左官やさんにとって、鏝みたいなものなのでしょうか。
生きてきた証のように思えました。
その笑顔が本当にうれしかったです。
20人ちょっとの人が一日中作業して、1つの住宅の作業が終わるくらい
(若者もたくさんでした!うれしいですね。)
人のチカラは微々たるものですが、
側溝や道路はきれいになっていましたし、
湾には、船も何艘が浮かんでいて、
少しづつ、復興にむかって進んでいるのがかんじられてうれしかったです。
写真は露草です。
向こうのものは、もっと青がこくて瑠璃色していました。
現地で、写真とれなかったので地元のものです。

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