漆喰の原材料である 石灰岩の採掘場と工場を見る機会がありました。
漆喰は、2億五千年前のサンゴやフリズナなどが石となってできた石灰岩からできるそうです。
(葛生のものはハワイのプレートが流れてきたのだとか!すごいですね。)
漆喰=白いイメージがあったのですが、
石灰岩はグレーをしていました。(写真はフリズナのある石灰岩)
それを爆発させて砕いたものを掘って、集めて、
焼成させていくそうです。
焼成の釜は、2種類あり、斜面に掘られた土中釜と立釜があり、
左官の材料になる漆喰は、昔ながらの方法である土中釜に岩塩をまえて、時間をかけて焼くことで、
割れにくい漆喰用の石灰となるそうです。
その粉状になったものに、水をゆっくりと消化させると消石灰に、
ドボンと消化させると生石灰になるその様子までみさせていただきました。
こうやって、材料がつくられている様子を見たり
つくりてさんたちが思いをこめてつくられていることを知ると
大切にしていきたいと思いますね。
ネット時代、その場に行き会うということの大切さ楽しさを改めてかんじました。
素とつくりてたちの左官(いつもの壁)に 写真を少しのせました。
今回、見学をさせていただいた村樫工業さんのHPです。
国産材の石灰をつかいたくて、
お世話になったこともあります。
http://www.murakashi.co.jp/

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