●刻み見学

2013.0113
施主さんとご友人と一緒に、
大工さんの作業場に刻みを見に行きました。
まずはこれから刻む材を見せていただきました。
とても赤みの多いよい材ですね。(赤みの部分が強度が強いのです。)
尾鷲や吉野の杉だそうです。
どの木も100年以上生きている木で、百年生の刻印、材木屋さんの刻印ががされていました。
刻みをされている大工さんにお聞きしたら
普段のよりも乾燥しているので軽いとのこと。
よい材をいじっているからか、大工さんにこにこされていました。
そして既に刻みの終了している土台をみせていただきました。
シートをあけると桧のいい香りがしました。
鎌でついでいます。
土台は蟻や、鎌でも4寸くらいの短いもので継いでいることが多いのですが、
こちらは5寸の長さ、そして振れないようもうひと手間かけくださっています。
写真でわかるでしょうか?
柱が入る部分も長ホゾにしてくださっています。
ほってあっても5cmくらいのところがあるなか、
ここでは基礎まで届くくらいにすることで
棟上げのとき組んでいくのは大変なのですが
仮筋をしなくても、しっかりと動かないそんな構造となります。
上棟は2月21日〜はじめて、23日に式を行う予定です。
(雨天の場合は延期します。)
とても楽しみですね。
心が晴れ晴れとした気持ちになったのは
よいお仕事をみさせていただいたからでしょうか。
ありがとうございました!