●刻みの様子

2013.0203
再び大工さんの刻みの現場を見に行きました。
まずは、解体する前の母屋からとっておいた床柱の確認。
どこにつかうかを検討するために製材をして肌をみせていただきました。
この床柱は栃の木を加工して、木目を掘って、塗装してつくられていました。
塗装というのは見てわかっていたのですが、大工さんに教えていただくまで、
木目まで人口だなんて知りませんでした。
(人口前彫柱 http://www.yonezawa-meiboku.jp/2012/11/30/%E4%BA%BA%E9%BB%92%E5%89%8D%E5%BD%AB%E5%BA%8A%E6%9F%B1/)
日本の〜風という技術って本当にすごいですね。
写真のupで加工や塗装がわかるでしょうか?
でも栃というのは本来、とっても美しい肌のもっている木なんだそうです。
(これも大工さんから教えていただきました 
栃 HPを調べてみました。http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/tochi.htm)
木目がきれいにでれば、
玄関の下駄箱の敷居や台所の丸柱も候補にあがっていたのですが
残念ながら
カビのようなものがはいってしまっていたので、
きれいな部分を
今まで支えてくれた=また家を支えてくれる場所ということで
寝室の押入れの火打ちに使うことにしました。
普段見えない部分ですが、
裏地のオシャレみたいで素敵になってくれるとうれしいです。
お布団をしまう部分なので、
毎日2度会えるそんな場所ですね。
もう一本の床柱、よい木だといいのですが。