久しぶりに共和建材の五十嵐さんのところにお伺いいたしました。
五十嵐さんは、瓦に適した藤岡土で、1枚1枚手で、整形して、
だるま釜で瓦を焚いてつくっています。
無駄のない美しい技に何度みても、感激します。
焼き上がりをイメージし、瓦に反りむくりを入れていかれます。
長い間をかけての技ですね。
それを支える道具たちは、
硬い木であるのに、指の形に変形されていました。
すごいですね。
その瓦を天日にほし、
だるま釜で一晩かけて焚いていかれるそうです。
本来、瓦は重たいので地元の土で地元で焼かれていました。
三州瓦は有名ですが、
あたたかいこの場所の土、その場所で使う分には、
とてもよいものだったらしいのですが、
三州よりも寒い関東で使うには凍てしまったそうです。
流通が発達して、寒い場所でつかえるように、
高温で焼く それが今の既製品の瓦のようです。
高温で焼くと凍害にあいにくい利点があるのですが、
瓦の持っている本来の力。
呼吸するチカラが失われてしまいます。
写真は、
瓦を水につけたところ。
五十嵐さんが手にもった瓦がみるみるうちに乾いていくのがわかるでしょうか?
高温で焼いた瓦は先に水につけたにもかかわらず、
水がたまっているのがわかるでしょうか。。
藤岡の土は粒子があらく、
あたたかい場所の土よりも元々が凍害に強い土なので、
それを生かして今もだるま釜で焚くことによって
この呼吸するよさを生かしているとおっしゃられていました。

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