板金工事

2015.0427
晴れ
板金屋さん 2人
真夏のように暑い日でした。
屋根の工事がすすめられています。
本当に暑い時期、熊谷のほうでは、屋根の上は70度くらいもあるそうです。。
熱中症にならないよう管理しながらの作業になるそうですね。
昨日も暑かったのですが、
真夏の屋根工事でなくて、ほっとしました。
野川や公園から届く風のおかげで駅のほうより涼しくかんじました。
現場についたときは、屋根全体の配置が終わり、
片流れのトップ部分の加工をされていました。
まず、先にしかれた板を吊りっこで留め、
1回目の折をします。
それをガチャと職人さんが呼んでいた道具で折っていきます。
そして2回目の折をします。(写真をつづきのページにのせています)
折り終わるとシンプルに見えました。
その間に、親方のHさんが軒先の加工をしていきます。
軒先廻りも、すっきりみえるように、
キャップをはめるのではなく、薄く加工してくださっていました。
この方法、元々、トップのでは、キャップだと水が浸入しやすいため、
行われていた方法だそうです。
型をとり、カットし、折をいれて、つかみという道具でつかんでいきます。
文字で書くとこれで終わってしまうのですが、
手間のかかる作業です。
その様子をつづきのページでのせていますので
ご覧ください。
屋根の軒先で力をいれたり加工したりなので見ていると怖くないのかな?と思うかんじでした。
でも、その分、下からみてもとってもすっきりしていますね。
手間をかけてくださった分の効果がありうれしいです。
また、
葺き替えの現場などにいくと軒先部分って一番傷んでいることが多いそうです。
ここでも一工夫をしてくださっていました。
雨は上からというよりも毛細現象で下からはいりやすい。
はいった時に、木材までいかない工夫です。
文章にすると難しいのですが下から進入してしまった雨水がはいってもルーフィングの上に流れるようにしてくださっています。
大工さんも同じですが
既製品が普及して、加工のできない(もしくはやりたがらない)板金屋さんも増えてきています。
ここの板金屋さんは私よりも若い方ですが
技術と誇りとをもった方がいらして心強いですね。
お稲荷さんなどの銅板葺きを得意とされているそうです。
写真は工事途中のものですが完成がとても楽しみですね。
大工さんの工事
筋交い、モイスのほうの確認もしました。
階段廻りやバルコニー廻りなど入れられない部分をのぞいて、金物やピッチ等はいっていました。
根太棒部分の写真をのせています。
荒床がのって、こちらも仕上がりが楽しみですね。
引き続きよろしくお願いいたします。