ある大工さんの現場をみせていただいた。
無垢の床板厚は30程度
反り止めをいれて敷いている。
その板幅が場所によりちがう。
木を製材してつかうとしたらそのほうが自然でしょう。
数字に向き合ってはだめ、自然の寸法があるでしょう。
1400年前に生まれた木の板に鉋をかけたとき
いい匂いがしてなんともいえない美しさがあった。
木は生きている。
400年前のお茶室の違い棚が壁に埋め込まれていなくて
浮いていた。
もしやと思ってみていたら鉄で補強していた。
~でなきゃいけないはいけないよ。
あせってはダメ。
あせっていると飛びついてしまう。
いい選択ができない。
一気にかなえようと思わない
何をつくりたいか。
そのためにステップを踏む。
今でも毎年うまくなっているというのを感じる。
最近そんな言葉によく出会う。
ありがとうございます。