大工工事・設備工事・板金工事

2015.0601
晴れ
大工さん2人
設備やさん2人
板金屋さん 1人
まだ6月初めだというのに、暑い日がつづいていますね。
でも現場は木組みの家のおかげか
涼しくて助かっています。
大工工事は順調にすすんでいます。
サッシの取付が終わり、
左官下地の木摺りの工事、
バルコニーの下地工事が進められていました。
後の写真にのせていますが、隣地側は特に狭いので、
力をつかうとき、手を振りますので
大変だったと思います。
でもとっても綺麗に貼ってくださっています。
このページの写真3枚目はなんだかわかるでしょうか。
テラスの屋根みたいになっていますが、バルコニーの養生です。
ここまでしてくださったら安心ですね。
来週には防水工事をしてくださるそうです。
棟梁はキッチンの墨だしをされていました。
仮にベニヤをひいて、
実際の位置をだしていき、
細かい納まりを確認してくださりました。
実際の大きさ使い勝手がよくわかります。
設備やさんもいらしてくださりました。
親方は内部の配管。
もう一人の方は外部の配管をされていました。
いつみても丁寧なお仕事ですね。
点検口の位置の確認をしながら
最近の洗濯機についてのお話もしてくださりました。
参考になる方もいらっしゃると思いますので書きますね。
最近、洗濯パンを使用されている場合の水漏れが
起こっているそうです。
パンがなく、排水金物に直接つないでいる場合、
漏れたと洗濯機が感知して自動停止することが多いそうですが、
反対にパンがあることで、感知できず、
パンから水があふれてしまうことが多いそうです。
パンを無しにして、手前に掃除口をつけることを
最近はおすすめされているそうです。
またパンには封水の水がたまるので泡の匂い等がぬけにくいのですが
気密化で窓をあけないお家も多いので匂いの残ったままのおうちが多いと
おっしゃっていました。
外部は狭いこと、石混じりで掘れなかったそうで、足場をよけて、
小さいシャベルで
こつこつと掘られていました。
おつかれさまです。
板金屋さんは
本樋をかける前の仮樋(外壁がぬれないように仮につけてくださりました)を取付にいらしてくださりました。
手加工の本樋は現場に持ってこられていて、斜め部分の勾配を墨付けして、持ち帰り
加工してくださるそうです。
その樋 Rをつくるのに、2㎜位ずつ加工していったそうなのですが、
精度が高すぎて、遠くからだと、既製品にみえてしまうくらいでした。
(近くでよく見ると違いがわかります!)
そして、ガラス窓の水切を加工してくださりました。
その仕事がすごくて!!
写真をのせていますがわかるでしょうか?
ふつう、両脇の立ち上がりはないのですが
たがねをつかい
こつこつとたたいて立あがりをつけてくださりました。
こうすることで水に対しても、風に対しても強くなっています。
見えなくなる部分ですが
こういう見えないけれど心がこもったお仕事が
生んでくれるものってあると思っています。
たがね・・板金屋さんが使われているのを見るのははじめてなのですが、
銅板葺きのお仕事でつかわれるそうで、
写真にのせた道具はその一部。よくつかうものだそうです。
ここまでしてくださり
本当に感謝しています。
損得で考えたら絶対にできないお仕事ですね。
大工さん、設備やさん、板金屋さん、
皆さん、とってもいいお仕事をしてくださっていて
本当にうれしいです。
ありがとうございます。
つづきで、写真を何ページかにのせています。
お時間のあるときにご覧ください
皆さんとっても良いお仕事をされているので現場にいくと気持ちがすっとします。