木工事

2015.0608 曇り
大工さん2人
現場につくと
大工さんは外部の透湿防水シートを貼られていました。
梅雨入りして 雨が多くなる前に貼り終わりそうでよかったです。
この後、お天気をみながら外部の板を貼っていきます。
現場に、これから貼る予定の板が置いてありました。
赤身のいい材ですね。
木は、赤身部分が水に強いのです。
赤身は木の中心部分になりますので、
この幅の赤身がとれる木となると大きな木なんだなというのが想像できますね。
厚みも18㎜もありました。
そして、ざっくりとした雰囲気がでるように、あえてプレーナーをかけない仕上げに
お願いしているのですが、
厚みや幅をそろえるために裏面の見えない部分に
プレーナーをかけて製材し直してくださっていました。
お心遣いありがとうございます。
現場に行って貼る前のものを見なければ気づかないことでもありました!
外部板を貼る下地は、モイスの上に横の通気胴縁(次のページの写真のもの)を流し、
モルタル部分の下地は、木摺りを貼っていきます。
なので仕上ると上部は木で、下部はモルタルになるのですが
このタイミングだけ、
上部がモイスの白、下部が木摺り下地の板となり、
まるで下部が板貼の家のようでまた面白いですね。
バルコニーのFRP防水も終わっていました。
トップ部分は汚れやすいのであえて工事の最後にしてくださるそうです。
ご配慮ありがとうございます。
もう一人の大工さんは
床の断熱材をいれてくださっていました。
寸法を測り、隙間のないようにいれてくださっています。
床下が寒くないよう
低くなる台所部分は、屋根と同じ密度の高いものをいれてくださっていました。
ありがとうございます。
予備室の障子枠も桃色の肌の綺麗な材でした。
そして・・見えなくなってしまう部分ですが
電気屋さんのお仕事の写真ものせています。
几帳面なお仕事わかるでしょうか?
配線が整えられて綺麗になっています。
サーカスみたいな配線をされる方もいらっしゃるのですが
こういう丁寧なお仕事をみると嬉しいですね。
見えないこういった心遣いが
完成したときなんともいえない空気感となってくれると信じています。
引き続きよろしくお願いいたします。