今でも、だるま窯で瓦を焚いている五十嵐さんが
いらしてくださった。
五十嵐さんの作られる瓦は美しい
火や風って
留めることができないけれど
できたら
達磨窯で焼いた瓦のような色になるのかなぁと思います。
そして呼吸する素材です。
現代の瓦を水につけてもさっと乾くことはないけれど
五十嵐さんの瓦は水につけるとさっと乾く
土からできたものだというものが伝わってくるそんな瓦です。
イランや南欧から来られた方がいぶし瓦と漆喰の家を見て祖国の家みたいと言われることが度々ある。
不思議に思っていたのですが
瓦はイランのほうから生まれシルクロードを通って日本にきたものだと
五十嵐さんがおっしゃっていた。
だから不思議でないと。
台湾にも達磨窯があったそうです。
スペインの瓦はふとももを型にした形だとか。
すごいですね。