藤岡の共和建材の五十嵐さん、
鬼師 山口さんの工房にお伺いしました。
今日は山口さんの工房のお話です。(明日五十嵐さんのお話をupします。)
鬼師とは、鬼瓦をつくられる職人さんです。
今では関東で2,3人、
そして全国的にみても
石膏型ではなく、手加工でつくられる方は数少なくなってしまったそうです。
写真はその道具です。
節のあるすすだけで彫ったり、
鋳物のヘラで磨いたりしてつくられるそうです。
先代のものすごいヘラをつかっても、
自分の技術がおいつかない。
道具は、自分でつくって自分のものにしていくとおっしゃられていました。
鋳物のへら、片面は平らで片面は楕円でできているそうです。
そして、短いものは、もともとは、2.3倍の長さがあったそうで、
つかいこんでいくうちにこんな長さになったそうです。
道具自身もちからがありました。
鬼をほるための型紙もみせていただきました。
お寺の屋根の上にのるものですが、地面の上でみると本当に大きいですね。
昔は設計者自身がこういう図面をつくってきた・・とおっしゃられていました。
今は会話をしていても最低限の言葉も知らないと。。
この図面、山口さん自ら書かれているそうです。
鬼師といってもつくるだけでなく、
構造も法規もデザインも知らないとだめなんだそうです。
土についても話されていました。
藤岡の土は瓦に適しており、粒子が粗いので
空気分を含み、断熱性にとみ、
また三州などあたたかい場所の土よりも
寒さに強いそうです。
その場所にあった土というものがあったのでしょうね。
つくっている途中の鬼瓦があったのですが、
掘って20日。
でもそのあとの乾燥がむずかしいとおっしゃっていました。
仕上げてなんぼ。 20日間かけても、
乾燥でひびがはいれば、
1円にもならない。
そうおっしゃられていました。
富岡製紙の鬼瓦、
明治のものは、1箇所しかないそうですが、 その復刻や街並みのためのお仕事もされているそうです。
波間に見える日の出の鬼瓦。
鬼は家を守るものだったとおっしゃられていました。
忙しい中お時間をさいてくださりありがとうございました。
背筋がちゃんとする
そんな時間でした。

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