●電気工事

大変だったのが、配線のほうです。
この薄い間仕切りの両側にブラケット照明が取り付くことになったのですが、
写真をみてわかるように、
手術直後みたいなかんじです。
はじめに、取り付けのための下地を掘っていれてくださり、
その後、電線が通り道を確保してくださりました。
(言葉で書くと簡単なのですが、
工事をみているとすごく大変。下地がないところにいれるための工夫がたくさんされていました。)
電気屋さんも調光をつけてくださったり
いろいろ工夫をしてくださりました。
そしてタオルウォーマーも取り付けされました。
下地がなかったのでパネルで下地をつけて、
その上で取付です。
写真2枚目は、照明がついたあと。
施主さんが10年来求めていた椅子と
似合っていますね。
座らせていただきましたが、
座面がすごく低くて落ち着いて、
まっすぐも、
横向きにも座れて、
長時間座れる椅子となっているそうです。
居心地がよくて、工事中なのに眠くなってしまって、
慌てて、立ちました。
照明と椅子がすごく似合っていて、
電気屋さんも家具屋さんも大変だったけれど、
よかったねとうれしそうでした。
ありがとうございました!
本当に丁寧なお仕事、ありがとうございました。
楽しかったです。

●電気工事

2012.0827
電気工事がはじまりました。
施主さんの用意されたスペインのこの照明、引っ掛けて取り付けるため、
電気屋さんが盤をつくってくださりました。
大きさもぴったり。
ほっとしました。
(一番ほっとされていたのは電気屋さんですね!
エレベーターの中でも、気にされていました。)
はしごの靴下かわいいですね。
こんなものがあるそうです。
つづきます。

2012.0720
今日は、タイル工事が終了してからでなくてはできなかった
食器棚兼作業台の照明の目隠し、
見切の取付、
既存キッチンの引き出しが有効につかえなかったので、
中引き出しの造作をしてくださりました。
写真一枚目はその様子です。
引き出しの上にもう一段、
手もちのケースにあわせた引出をつくってくださりました。
写真2枚目は、食器棚兼作業台の写真。
タオル掛けとゴミ袋入れの穴がすごくかわいいですね。
そして、
電気屋さんが電気工事の下見にいらしてくださりました。
マンションの下地がパネルだったので(はじめてみました。ちなみに、図面は軽量鉄骨でした)どう通せばよいか、
また照明を取り付ける下地やタオルウォーマーを取付る下地について
検討をしてくださりました。
こうして事前に確認してくださると安心ですね。
ありがとうございます。

写真1枚目はタイル屋さんがタイルを貼られているところ。
ガラスモザイクは陶器とちがって、カットできないので、
割付にすごく時間を割いてくださりました。
でも仕上がってくるとすごくきれいですね。
写真2枚目はタイル屋さんの道具箱
普段埼玉で仕事をしていると
職人さんは、みな車でやってこられるし
スペースもあるので、
見慣れないコンパクトさ!
素敵なので写真で撮ってしまいました。
明日、電気の取り付けをして
こちらは完成をします。
楽しみですね。

玄関の鏡、
トイレの棚、
洗面所のドライヤー&ハンガー棒、
ゴミ箱の台もできていました。
玄関の鏡。。まるではじめからついていたように
ぴったりでした。
トイレの棚。
リフォームなので、アングルがついてよいとしていたのですが、
アングルなしでつけていただきました。
びっくりです。
お聞きしたら、
先に棚に掘り込みをいれて、
桟で固定した後、棚を取り付けられたとのこと。
棚ひとつ、こんなにもきれいに取り付けてくださってうれしいです。
写真3枚目は、ドライヤー&バスローブ掛けの一部です。
こちらもトイレの棚のような仕組みで取り付けしてくださっています。
そしてここのよさは何よりも肌触りのよさ。
何気なく触ってしまう位置に、
すごく触りここちのよいもの。
今のすごくきれいな状態も素敵ですが、
時間と共に、手が触れて、
色が変わった状態も素敵だろうな。
そんなかんじがします。

写真1枚目は見える部分です。
ズボンを掛けたところ。
この仕事をするときに
ハンガーについて少し調べました。
ハンガーは本来、洋服を掛けるためのもの。
なので、着る人にあわせてつくられた服の肩幅や形状をくずさないように、
カタチがあるべきで。。そんなオーダーハンガーがつくられています。
オーダーしなくても、
男性スーツ用、Yシャツ用、女性用等とそれぞれ違うサイズ、
用途にあわせたのものが売られているのですね。
素材も、呼吸のできる木製のものがいいようです。
ズボンであれば、皺がよらないようにこんなふうに
掛けることができたらいいですね。
写真2枚目はコートを掛けたところです。
真正面から掛けられるように、
欠きこみをしてくださりました。
写真3枚目は木目を。
すごくきれいで。
とても丁寧につくられているのをかんじます。
このコート掛けを見るたびに、
一生懸命つくってくださったこと
そんなことをかんじます。
見えない部分ですが、
そういう心の部分って伝わると思うのです。
昨日は早く終わったので、
帰りにサントリー美術館で行われている
沖縄の紅型展に寄ってきたのですが
沖縄の古い着物をみていると
人々の暮らしは海や花といった自然とつながっている。
そして、そういう大切な大好きなものを
ひとつひとつ染めていく。
その柄も例えば、小さな子の服であれば健やかな成長を願うものであり
着る服の幸せを願ってつくられたもの。
そういうものに包まれて生活するというのは、
その人を受け入れてくれるそんな感じがして素敵だなぁと思いました。
ここの家具もまたそんなチカラを持っていますね。

壁面コート掛けです。
既存ドアが開いたときのドア、取手の厚さ内に
つくっていただきました。
写真1枚目は、全体の様子です。
写真2枚目は、格子の扉をひらいたときのものです。
内部には、鏡が取り付けられています。
寝室に設置するので、
鏡は見えないように、扉の中につけていただきました。
厚みのある鏡、無垢の扉で重量のあるものなのに、
軽くスムーズに開きます。
丁番6個もついているんですよ!
ここは、ロングコートも掛けられるようになっていて、
下部にはジーンズ等をいれる取り外し式のBOXもついています。
扉を閉じたときに、中の桟にハンガーが掛けられるようになっていて、
ちょこっと掛けることもできます。
写真3枚目は、
時計やお財布等をいれるガラスの棚です。
毎日、どれにしようかと
選ぶことができますね。
ガラスが少しだけでていて、指をかけて、開けることができます。
この微妙な出具合が本当に上手いです。

2012.0719
取付工事2日目です。
午前中用事があって、遅くついてしまったら、
今日の家具屋さんの工事は、タイル工事を残しほぼ終了していました。
写真は、昨日ピンボケで写真を載せられなかったネクタイベルトケースです。
実際のネクタイやベルトがはいっているとすごくいいですね。
巾が必要なもの。狭くてもよいもの。
両方がいれられるように、中の桟はとれるようになっています。
下の靴下収納の留める紐は皮を袋状に編んでくださり
それを鋲で留めてくださりました。
こうすることで靴下が落ちずにとまります。
納戸部屋のくぼんだ部分にしっかり納まっています。
こんな秘密な収納があるなんて、
毎日の暮らしが楽しくなるそんなかんじがしますね。

ぴったりに納まっているのは
ネクタイベルト収納です。
びっくりなくらい奥行きも横も隙間がなくて!!
なんだかずっと前からここにいるみたいに納まっています。
この後、このために縫ってくださった靴下収納部分の
皮のひもと鋲を取り付けたのですが、
写真がぼけてしまったので、明日またupする予定です。
実際にベルトやネクタイをいれたところがすごく素敵でした。
つくられた家具を施主さんが大切につかってくれそうで
うれしいっておっしゃてくださりました。
写真2枚目は既存のニッチに上下扉をつくってくださったものです。
桟も施主さん手持ちの家具と同じ形状にしてくださりました。
手掛けをどうするかたくさん迷ったのですが、
ついてみると悩んだことがわからないくらい自然に思いました。
以前大工さんと
やはりなかなか答えがでずにたくさん迷った末決めた部分があって、
そこもできてしまうと自然なかんじがして、
たくさん悩んだところ、
ちゃんと答えが返ってくるんだなぁと思ったことを思い出しました。
写真3枚目は障子バネです。
単純な仕組みですが、
開きすぎると落ちてしまったりするとのこと、
その調節を丁寧にしてくださりました。
ありがとうございます。
すごくいい仕上がりで本当にうれしいです。
今日のレポはこれで終了です。
工事は明日もつづきます。

写真1枚目はタオル掛です。
こちらも木でできています。
はじめL型をしていたのですが、その形状で回転するのは
長い間の使用で折れてしまう可能性が高いというので(こういう提案はとても助かります。。
長くつかっていただきたいので!)、
壁付けのものとなりました。
木で回転するというのがむずかしく、こちらも苦労してつくってくださりました。
どうつくるかということで、たまたまセレクトショップでヒントになるものが
あったのでお伝えしたところ、足を運び、見に行ってくださりました。
どちらかというとお嬢さんが行かれるそんなタイプのお店です。
カタチもですが、
木目もかわいいですね。
大変だったのかなぁとお聞きしたら、
こういうの好きみたいだよなんておっしゃていました。
うれしいです。
写真2枚目の穴。すごくかわいいですよね。
この引き出しにはビニールのゴミ袋等をいれて、
穴から指でつかみ取り出して使います。
お施主さんが
すごくインテリアが好きな方でそしてセンスのある方で、
こういう暮らし方等、わたしのほうが
教えていただいています。
この作業台、お施主さんの身長や動作にあわせて
ひとつひとつ寸法を決めていったのですが
(先ほどの穴の大きさなども)
設置されたものに私が立ってみると
身長差が20cm以上ある私でも、
カウンターの高さをのぞけば、
つかいやすいかんじでびっくりでした。
人の体とは不思議ですね。
写真3枚目は、上部収納ひ引戸です。
反らないように框をいれてくださっているのですが、
シンプルに納めてくださって、
すごくうれしいです。
職人さんたちのセンスがすごくいいんだと思います。
そして今日、タイル屋さんたちも採寸に来られていました。
何度も確かめて。
こういう準備が本当はすごく大切なのですよね。
明日貼りにこられますので楽しみです。