●土台引き 上棟

2008.06.04
久しぶりにいいお天気です。
現場につくと、土台引きを行っていました。
近づくと、桧のいい匂いがしてきました。
つやもあるので、天然乾燥かなぁと思い確認してみました。
土台につかう桧は、高温乾燥だと、
匂いなどがなくなって、防蟻等の役割が
果たせなくなってしまうと言われていますが、
自然乾燥のものをいれてくださったそうです。
言い忘れましたが、
今回、埼玉県産材のものを
フォレスト西川さんよりいれています。
近くでとれた材をつかうことで、
環境に貢献することもできますし、
顔がみえる材というのは、住まい手の方も、安心ですね。
ローコストにしなくてはいけなくて、
節ありもOKですと状況での依頼だったのですが、
大工さんも、目のつまったよい材だねとおしゃっていましたし、
よい材で、うれしくなりました。ありがとうございます。
(国内の森林は、今、材として、使用できる太さになっており、
 材として、使用することにより、
 山に手入れをするお金がまわったりと環境の循環の和ができます。
 森林はほおっておくと、CO2を吸着できなくなっていってしまいます。)
また、各工務店さん、それぞれ工夫されているところがあるのですが、
今日はまた新しい発見をしました。
こちらは、土台と基礎の間にルーフィング(防水)をいれて、
基礎の湿気をいかないようにとされているそうです。
また、アンカーボルトの座の部分を
スクリュー付の締め付けが緩みにくいものを
選んでくださりました。
でも、これは私の反省点でもあるのですが、
(アンカーボルトを締めるボルトはねじ山、みっつだすようにしなくてはいけないのですが、)
スクリュー付のものは、通常のものより、厚みがあり、
アンカーの長さが足りなくなり、
座彫りをして、取り付けてくださっていました。
次のときはこの経験を生かして、基礎屋さんに、
長めにだしてくださるよう、伝えたいと思います。
そうすれば、余計な手間がへりますから。
そして、今日、
柱を一本だけたて、大安の今日、上棟としました。
明日は、クレーンをつかい、実際的な上棟です。
お天気が持つといいのですが。
天気が安定しなく、日時が変動していましたので、
先約が入ってしまっていて、朝からはいれず
私は、明日、午後一に、現場に行きます。
今日の写真、何故かレトロ風になってしまいました。
スミマセン!