●地盤調査

2008.08.23
ちっちゃいおうちの工事がはじまる前に
地盤調査を行いました。
機械をつかったりといろいろな方法があるのですが、
今回は、教科書に載っているような手動の方法ですね。
建物の4隅と中央を測定していきます。
まずは錘をのせるとズドンと沈んでいきます。
盛土してあるところは、
どんな場所も、はじめはしょうがないですね。
そして、錘をのせただけでは沈まない場合、ハンドルを回して回転して、
スクリュ−をいれていき、その回数で堅さを測定していきます。
みていて思ったのですが、
機械で挿入して、数字は目視だと
とめわすれたりすると数字がずれる可能性があるので、
数字まで測定できる機械か
手動のほうが、いいかもしれませんね。
今日は、私と監督さん、そして施主さんのお父様と
みているものが多い中での作業でした。
施主さんのお父様
おうわさには聞いていたのですが
とびきりおもしろい方でした。
みそと梅干しの修行に来なさい!!
とおっしゃっていただきました(笑。このブログにも今後、度々登場するような予感がしております。)
地盤のほうは、
川口という川という名がつく場所だけあって、
地盤は弱いんだろうなぁと
覚悟していたのですが、
3箇所を測定し終わった時点で、
この地域では、なかなかよい土地のようで、
3.2m前後のところに支持層がありました。
この辺りは、ズドン、ズドンと沈んでいくところが
多く、支持層がない所も多いそうなのですが、
堅い地盤があり、ハンドルを廻すのが大変そうでした。
このハンドルを廻している方、
普段は、地盤改良のほうを担当されているそうですが、
若いころは、重量挙げで200キロ?(数字は聞き間違えかもしれませんが、
重量上げの選手だったそうです。)もあげていたそうで、
すごい力持ちの方だそうです。
設計者さんによっては、
調査する方と工事する方が別のほうが信頼が高いという方もいらっしゃいますが、
責任施工という点では一緒のほうが安心だとも思います。
写真一番上は、敷地に咲いていたものです。
ヤマゴボウとノゲシでしょうか。
自信、ありません。