●エコガーデン3

昨日のつづきのお話です。
リサイクルについて。
物を適当な状態にもどして、新たなものをつくること。
戻すこと。
分けること。
価値をみいだすこと。
例えば、コンクリートが打ってあるところを
はがしてゴミとしてしまうけれど、
それも、おもしとい!といって、
舗装材としてつかったらゴミにはならないんだよね。。と。
例えば竹でできた建仁寺垣。
はじめはグリーン。時間がたつと黄金色になる
そして、黒いしみができて朽ちていく。。それを美しいと思う感性。。
そして昔は焚き火の材へとつかわれていった
でも腐らないようにとプラスチックでつくる。。プラスチックにも寿命があり、
白くなっていくと廃棄物になる。
そして、
川口さんは、ゴミというものは存在しないんじゃないかとおしゃっていました。
ゴミをゴミと考えるのはこちらの都合なんではないかと。
例えば、雑草を例にたとえると。
すべての雑草に名があり、
よくみるとかわいい。
どうして雑草なのかと考えると
あるものは、高山植物といわれ、
大切にされ、
あるものは、雑草とされる。
はなから、雑草なのではなく、
扱う人に雑草とされているのでは。。とのこと。
例えば、シロアリ。。
家を壊すから害虫をされていても、
見方をかえると成分を分解して、自然にかえすという作業で考えると、
地球上の生物の中でももっとも有能ないきものになる。
ゴミは、ゴミでなく、
ゴミと扱うからゴミになる。。
害虫についても
もともとは、害虫でなく、
害虫として扱うから害虫なんですよね。
そのものを知らないから、
害虫を思い込んでしまったり、
雑草と思いこんでしまったり、
ゴミと思ってしまったりするんじゃないかということばにも
はっとしました。
ゴミにならない素材をつかうこと、
朽ちていくものを劣化でなく、変化とかんじる感性って
大切なんじゃないかなと
おしゃっていました。
なんだかいろいろはっとすることが
たくさんでした。。