●ワークショップ3

原料の楮のお話もお聞きしました。
日本の楮の産地は、
主に高知と那須。
輸入しているものはタイが多いそうです。
楮の性質は、
土地によっても違うそうで、
タイのものなどは落葉しないで、
葉が落ちないので、葉ごと苛性ソーダーをつかって煮ているのだとか。。
また農薬や、水質汚濁などの問題もあるそうですね。
先日たまたま、
インターネットで土佐和紙として、高知で和紙を売っていると名乗っている会社の
パンフレットを読んでいましたら、
高知は楮の産地です。。と表記しながら、
別紙に、ここの和紙はケナフを50%云々と書かれていありました。
嘘はないですが、(ケナフの割合が多くても和紙と名乗った勝ちということでいえば)
ぱっとみると、、高知産の楮をつかっているふうに
勘違いしそうな表記で,
高知にあるところだからといって、
高知の楮をつかっているわけではない!とかんじたばかりです。
また、私たちがつくっていますという顔写真があったりして、
(パンフレットには、機械漉きと書かれていました)
なんだか、手漉きと勘違いしそうだなぁと思いました。
・・というより勘違いされていた人がいらしたので!!
勘違いしないためにも、手漉きって実際どうやって、
漉いているのかなど、知ることも大切ですよね。
原料を追求していくと、
和紙=自然系でもないこと。
だからこそ、
創っている人に実際に会い、
顔をみえる状態で取り入れるということって
大切だと思いました。