●左官工事

2009.0617
左官屋さん2人
 
下塗りが乾くのをまって、左官屋さんがやって来られました。
朝行くと、
壁を触り、白くなってきたし、だいぶ乾いてきたねとおっしゃていました。
今日は、中塗りのときに一度にできない、
窓まわりのRの処理をするとおしゃっていました。
少しして、見に行きました。
定規をあて、壁周に、塗っていきます。
四角い鏝と、平らな鏝を交互につかい、
大体のカタチを整えて、
何度か、繰り返し、定規をあて、
塗り重ねていきます。
定規の木は松で、面をとっているのは、平らにぬるためなんだそうです。
約10mmほど、この部分まで、来週、中塗りをされるそうです。
左官屋さんがおしゃっていました。
壁本位なんだよ。仕事って。。
壁がどういうふうにヒビが入り、答えがでるのを待って、
次の工程をする。
だから、朝一にまずは、点検する。
もう塗っても大丈夫かどうか、
仕事をはじめるまえに、全部みる。。
表面にヒビがはいった部分は、中塗り前に、
網を張って補修して、それから塗るから、
将来、表面にヒビがはいっても中とは違う部分にでるから、
中まで水がはいることはまずないんだそうです。
急ぎの仕事だとそんなのかまわなくしている人もいるけど
左官は、
壁本位だから、待ったほうがよい仕事ができるよって。。
お寺などは、200年、荒壁のままおいて、
漆喰をかけることもあるそうです。
なんだかすごいですね。