●検査・設備先行配管

2010.0407
社長さん、奥様
設備屋さん 一人
瑕疵保障の検査が終わりました。
次の工程にすすめますね。
明日、土間のコンクリ−ト打ちです。
今日は、その前に、設備屋さんが先行配管をしにきてくださっていました。
後から鉄筋を切ることのないよう、
予め、配管しておくことが大切ですね。
写真は先行配管をされているようすと
基礎の鉄筋のup
昨日撮った満開の桜です。
基礎の天端はフック状になっています。
鉄筋を無理に曲げると破壊のおそれがあるため、
最小でも、これくらい大きさ(直径)が必要になるので、
かぶり厚さなどを考えると、基礎幅が狭いとこういう工事はできなくなります。
以前、新日鉄で鉄の専門の仕事をされている方にお聞きしたのですが
この鉄のフック、既製品ではついていないのですが、
あるほうが絶対によいそうです。
でも、無理に径を小さくして、破損するくらいなら、
ないほうがよいとのこと。
手間がかからない部分での丈夫さは(鉄筋を細かいピッチにいれるなど)、
売り部分として、取り入れられているのに、
地中梁もそうですが(鉄筋ピッチを細かくするより、こちらを取り入れたほうが強度的につよいと構造屋さんはおっしゃっていますが、手間がとってもかかります。)、
強度的に、あるほうがよいけれど、手間がかかることは
やらなくてもいいという社会の流れがあるのは、バランスが悪いなぁと思います。
でも、こういうみえなくなるけれど、
手間のかかる仕事をきちんとしてくださった様子をみると安心しますね。
社長にお話をお聞きしたら、鉄筋屋さんは、
ご自身の工場で、鉄筋を加工して、それを現場で組み立ててくださったそうです。
だから正確で丁寧なのですね。