●和紙いろいろ

紙すきの村 久保昌太郎和紙工房さんで行われた和紙と建具の座談会に参加させていただきました。
和室というものが少なくなったりして、
建築に使われる機会が少なくなった今、どんな可能性があるのか。
小川町という和紙の町として、伝えていくには。。
そんなことが話題にでました。
写真1枚目は着せ替えできる和紙として建築家さんと建具屋さんとのコラボによってつくられたという衝立です。
和紙がパネルになって差し替えでき、季節や場所にあわせて表情を買えられるというもの。
衝立を2枚重ねているので、裏の光が重ねの色あいがでて、きれいでした。
写真2枚目は、本物の落ち葉が、薄い和紙と和紙の間にいれられた障子です。
伝統的な高い技術がなくてはできないものだそうです。
携帯の写真では上手に撮れなかったのですが
手漉きの和紙は、はじめ、生なりの色をしていて、
時間と共に、白く美しくなっていくそうです。
そして、これこそ写真で撮るのはむずかしいのですが、
白い何も装飾のない和紙や
天日で板の上で乾かすために、板の木目が移った和紙、
本当にきれいでした。
町のいろいろなところに和紙が見られるお店等の地図や、
和紙貼りのワークショップをして、身近にかんじてほしい
そんな話題もでました。
和紙やさんや建具やさんのいいものをつくりたい
わかってほしいという熱い思いをかんじて、
さわやかな気もちになりました。
ありがとうございます。
実際にいろいろな和紙を見させていただいて、
和紙ってすごく光と仲のよい素材だと思いました。
その中でも、手漉きのものってなんともいえない
光の変化が、瞬時にも、長い時間の間にもある
そんなやわらかい空気、
和紙でなくてはだせないよなぁ。
今はまだ身近にある素材、なくしてしまったらもったいないですね。
久保和紙さんのHPです。
無添加の和紙だったり
こだわりをかんじられます。
http://homepage2.nifty.com/ogawa_washi/