●組立

2012.0525
工房につくと、
作業台兼、食器棚の上部部分の組み立ての作業をされている最中でした。
着いたばかりで
写真は間に合いませんでしたが、ただとめになっているだけでなく
見えない部分に、複雑な仕口がほどこされていました。
木が痛まないように、
添え木をしてたたいてはめていくのですが、
仕口もしっかり、木も硬いので、
カーンカンという硬い音をたてて、組み立てられていきました。
何度も何度も確認しながら、調整しながら、作業されていました。
その継ぎ手・・隠し天秤というそうです。
作業が終わったあと教えていただきました。
手前部分は、留めになっているのですが、
見えない部分なのですが
写真2枚目のようになふうな複雑なカタチになっていて、
完成した様子だけをみてしまうと
何事もなかったような・・継いだことを気づかないような
美しい形をしています。
いろいろな職人さんの仕事をみていると、
手のこんでいるものほど、
見えない部分、下地は本当は大変なのですが、
完成するとシンプルで美しいものが多いので、
過程を知らないとそのことさえ、気づかないものですね。
作業も半日くらいくらいかかったそうです。
現場に行ってよかった。
下部は組み立てが完成しました。
写真をつづきでUPしました。
本当にきれいです。
作業台兼、食器棚なのですが、
居間に置いておきたいくらいです。
本当に!