●2013.0612−02

実はこの柱部分、
水がはいらないよう、折り曲げた板金に板金を差し込んでつくられています。
それは
フックのようなものをつけてぜったいに抜けない仕組みになっています。
板金に板金を重ね、しかも穴をあけていないので
水がはいらないそんな仕組みです。
フックみたいなもの、昔はきりたがねで一つ一つつくられていたそうです。
今はアイデアから輸入した道具でつくられているそうです。
すごいですね!ありがとうございます。
写真2枚目はバルコニー部分の谷の様子です。
既存瓦をはがして、
大工さんが谷の下地をつくってくださり、
1枚の板金で水を流してくださっています。
瓦の1枚分以上大きくいれてくださっているそうです。
ありがとうございます。
見えない部分の工夫を、私、ぜんぜんみていないなぁと
思いました。
職人さんってすごいですね。
写真3枚目は持ち送りの庇の写真です。
下地は1枚の板でできています。
よく下地の形を板金が吸収してしまって、
波打ってしまうことがあるのですが、
触ってもわかるくらいうねっている下地にかかわらず、
きれいなのでびっくりしてしまいました。
うねるのは、既製品は金属を無理して
整形しているからひずみがでてしまうから。
金属の特性だとのこと。
板金屋さん、
けっして、人や状況のせいにしない方なので、
かっこいいですね。
つづきます。