和紙貼り
お施主さん親子と一緒に、
和紙貼りを行いました。
この日は納戸の下貼りです。
下の①、②の工程を途中まで行いました。
①枠等の見切り部分に6cm巾程の和紙をべた貼りではります。
②1/4にカットした和紙の周辺に糊をつけて、中貼りを袋貼りしていきます。
③仕上げの和紙を貼ります。
使用したのは、アミノールをいう糊(食品添加物程度の防腐剤ははいっています。)です。
大活躍したのがお母様です。
小さい頃から、障子貼りの経験が豊富なお母様のおっしゃってくださったことは
的確でした。
和紙を貼るときは
はじめに霧吹きでたっぷり(がよいようで)刷毛で塗れるくらいにゆるくした糊を
塗っていきます。
最後に霧吹きをかけることで、乾くとしわがなくなるとのこと。
勉強になりました!
和紙貼りをしてかんじたことは、
家というものは少し前までは
住まい手も参加してつくって、
手入れをしてきたものなんだということ。
そして、
その作業を通して家族の関係もつくられてきたんだなぁと
かんじました。
親から子へ。
尊敬の気持ちも
そして、
笑顔も生まれる大切な時間だったんじゃないかなと思います。