遠山記念館で行われた
数寄屋建築で有名な
中村外二工務店さんのお話を
左官の久住さんも聞きにいらしていました。。
建物見学も参加されていたので、
何を見られるんだろう!とついてまわってしまいました。
以前、前田伯爵邸を見学されるのに同行させていただいたときは、
足早に通りすぎていかれたのに、
今日は本当に、じっくり見られていました。
私だけが聞いてしまってはもったいないのでメモを残しました。
メモが間に合わなかったので、自信がない部分もあるのですが。。
和室の墨差し天王寺 荒壁をくさらせたもの(粘土に藁、マンガン) 黄じゅらくを使用。ぬきぶせ、あくが散らないように漆喰で処理している部分がある。
隣の天王寺 赤土でつくられている。
外部の天王寺 荒壁で処理していない。下地は白いまま。
待庵も下地でなく、灰墨で早く効果がでるようにしている。
雨が当たる部分、漆喰に鉄粉をいれている。
土壁に漆ではなく、左官で縁をつくられている(写真1枚目)
水色の壁 あくがまわらないようにつのまたがはいっている
玄関床の亀甲の目地 桧の台形のものを入れている
次回の久住さんの講演、とても楽しみですね。
写真1枚目は黄じゅらくの墨差し天王寺
2枚目は赤土の墨差し天王寺
3枚目は外部です。