ようこそ ようこそ

訪れてくださってありがとうございます。
自然を生かした住まいづくり、庭づくりを志している
設計事務所です。ここでは事務所概要について、説明させていただきます。

■事務所概要

名称     1級建築士事務所 小久保美香建築設計事務所
開設     埼玉県知事登録8675号 2004年3月17日
住所     〒364-0033  埼玉県北本市本町5-101
電話     048-591-1920(TEL&FAX)
E-mail   contactよりご連絡くださるか
        ohana.040317☆gmail.com(☆を@に変えて)に連絡ください。

業務    建物の設計、監理、(新築、リフォーム)
       お庭の設計、監理
          

■住まいへの思い

日々のくらしが豊かになるような、
笑顔がうまれるような住まいを
共につくっていきたいと思っています。

みなで、集っておしゃべりしたり、
木の床にねころんで、空をみたときの開放感。
風がここちよかったり
朝陽の壁に落ちる影がきれいだったり、
窓からみえる緑がやさしかったり、

毎日のほんのちょっとしたことが、
日々の生活を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

そのために、こころがけていることはこちらです。

□木、土、漆喰などの自然素材をつかう。
人も、自然の一部ですから、素のものに包まれるとここちいいですね。

□伝統的な継ぎ手、仕口によるつくりての思いをこめた家
つよさとしなやかさをもった家をつくりたいと思っています。
見えない部分をきちんとつくること。見えない部分も、やっぱり伝わるのだと思います。

□光と風をとりいれた家
五感にここちいい家、手触りのいい家はこころをほっとさせてくれます。

□住まい手参加の家
家は買う物でなく、つくるもの。共に家づくりを楽しみませんか?
できることでいいのです。大切な家になります。

□身の丈にあう家
必要なものはなんだろう?とシンプルにしていった住まいのほうが、
心地いいなぁとかんじています。
暮らしかたにあう家をつくりたいと思います。

■設計の流れ 

□出会い・相談
住まいづくりは、その場かぎりのものではありません。出会いから、設計、工事、完成、その後ずっとおつきあいできればと考えております。お互いにどこか、共感できる部分が大切だと思っています。まずは、会って、お話しましょう。漠然とした悩みでもかまいません。話すことで、輪郭のできることもありますから。

□ヒヤリング・事前調査
もし、お会いした後、少しでも、共に住まいづくりをしたいと感じたなら、ご連絡ください。そして、自分自身のこと。住まいのこと。夢などお話してください。どんな暮らしをしたいか。断片的なことでも、かまいません。そして、敷地をみせてください。法規などの諸条件を検討の上、プラン提案をさせていただきます。(1月ほどお時間をいただければと思います。有料になります。)どんな可能性があるのか、共に探っていきたいと思います。
            
□設計監理契約
何度かの会話を繰り返した後、一緒に住まいづくりをしたいと決めていただいたら、
ここで、設計監理契約を結ばせていただきます。

設計費用は建物

木造2階建て 請負工事金額の10%

リフォーム等で総額が小さい場合

総金額が50万円以下のときは、10万円

50万円を超えて、100万円以下、15%

100万円を超えて、200万円以下、14%

200万円を超えて、300万円以下、13%

300万円を超えるときは、12%

1000万円を超えるときは、10%

構造設計費用、確認申請費用、長期優良申請手続き費用等は別途になります。

□基本設計
設計監理契約を結んでいただいた後、具体的な設計をはじめさせていただきます。
大体、4〜6ヶ月。でも、本来なら、四季をとおして、できるだけ長く、時間をとっていただければと思います。

住まいづくりをはじめると〜したい!という思いがたくさんでてくると思います。(その時間もとっても大切だと思っています。)その想いを全てぶつけてください。でも、詰め込みすぎは、空間になったとき、あまりよい結果を生まないかもしれません。
やっぱり、〜はいらないなぁなど、時間というものが、どんな暮らしをしたいかという答えを教えてくれることもあります。自分にとって、本当に大切なもの。一緒に、みつめてみましょう。
納得のいくまで、お話して、プランをつくっていきたいと思います。
(住まいへ想いが明確になっている場合、期間が短縮できることもあります)

□実施設計
基本設計の了解をいただいた上で、詳細の図面の設計にはいらせていただきたいと思います。この図面は、工務店さんが見積をするために必要な図面となります。平面図からはじまり、展開図、矩形図、仕上げ表、構造図、設備図、外構図など、様々な角度から、検討して、図面を作成いたします。
(構造設計が必要な場合、ここで費用のお支払いが必要になります)

□見積・業者決定
完成した実施設計をもとに工務店さんにお見積もりを作成していただきます。
信頼関係を基に、工務店さんと共に、見積もりを調整していく方法をとっています。

工務店さんは、施主さんの知り合いの方でも、選ばれたかたでも、こちらの紹介でも、どちらでもかまいません。気になるところがあるので、という相談も受けます。

まずは、
ものづくり現場をみせていただきましょう。どんな想いでつくられているか、人柄など伝わってくると思います。

予算があわなかった場合の見積調整は、大変な作業ですが、美しい空間をつくるチャンスだと思っています。
設計事務所に勤務していた頃、予算のある施主さんにもお会いしましたが、あれも、これもという住まいよりも、予算的に、厳しく、必要なもの、大切なものでシンプルにつくった住まいのほうが、ここちよかった。そんな経験があります。共に、のりこえていきましょう。
自分たちにとって、ゆずれないこと、大切なこと。後からできること。自分たちにでもできることをきちんとおさえていれば、予算が厳しくても、健やかなここちのよい空間ができると思っています。お金がなくても、いいものつくりたい。この気持ちは大切です。

□工事請負契約
予算の調整がつきましたら、工事請負契約を結んでいただきます。施主さんと施工者、設計者の協働作業がはじまります。

□確認申請
法的な申請を行います。その後の着工となります。
平成19年6月20日に法改正があり、確認申請後の変更が大がかりなものとなりました。(申請をしなおす等。)以前は、見積もり調整と同時進行で許可をとることもありましたが、予算も含めて、図面は完成という形の上、申請いたします。
       
□着工・設計監理
いよいよ着工です。夢が形になる楽しみな時間です。
どうぞ、たくさん、現場にいらしてください。
命ある木を生かして(大切なことを参照してください)住まいをつくるために、伝統的な継ぎ手、仕口での工法を推奨しております。(ただ、構造だけとびぬけてよしとした建物は推奨していません。環境、予算、すべてのことにバランスのとれた住まいが大切です。)
手刻みに2ヶ月ほどかかります。刻みの現場にも、足を運びましょう。
ものづくりの真剣な想い。感動すると思います。
そして、基礎工事、上棟(感動の瞬間ですね)、と工事はすすんでいきます。
設計監理とは図面どうりにできているか確認することですが、それだけではなく、現場らのよりよい方法の提案を受け入れたりしながら、みなのチカラでいいものつくっていきたいと思っております。

□竣工・引渡
工事が完成して、完了検査の後、引渡になります。住まいは、人がすんでこそ。建築は、人がはいって、はじめて、建築になるのだと思っています。人がはいって、毎日の暮らしがはじまって、そこで笑ったり、おしゃべりしたり。そんな瞬間を見るとき、設計者として、1番うれしいです。
大切に、つくった住まい、長く長く住まわれてほしいと思っております。
完成後も、度々おとずれさせてください。
1年、1年 味わい深くいい色になっていく建物、会うたびに、じーんとします。
ご家族がいつまでも、幸せに暮らしていけますように、と思っております。

■プロフィール
1973  埼玉県生まれ
1996  芝浦工業大学工学部建築工学科卒業
1996 (株)カワモク 入社 住宅事業部 設計課配属
2000  徳井正樹建築研究室
2004.3  1級建築士事務所 小久保美香建築設計事務所設立

■経歴
母が洋裁をしていたので、漠然と、ものづくりに関わる仕事がしたいと思っていました。
自分の手の中で考えられる衣食住のいずれかのものづくりがしたいと思い住まいを選びました。

最初に勤めた会社は、木材の製材からはじまった会社でした。
そこで、製材の場面に立ち会う機会がありました。
一つの住まいを創るために、両手でかかえきれないほどの大きさの杉丸太を
挽いていったのです。
製材されたばかりの木は、生暖かく、ピンク色をしていて、あかちゃんのようでした。
命あるもので、住まいはつくられている。自然と涙がこぼれました。

そんな私をみて、製材所のおじいさんが声をかけてくれました。
木のことを教えたい。
会社では、社長が代わり、木や伝統のある住まいづくりが、NGとなってきてしまったので、
週に一度の夕方、有志での勉強会でした。
木のこと。心のこもった住まいづくりのこと。自然のこと。たくさんのことを教えていただきました。
現代の組み立てていく、利益優先の住宅産業に疑問を持ちました。
でも、ここでの経験は、とても価値のあるものでした。
一人が一つの現場を営業〜設計〜見積〜現場監理と担当していたので、総合的にみることもできましたし、
設計事務所出身者の人が弱い、現場での納まり、監理という人をまとめること、予算調整などの力も身につきました。

もっと勉強をしたいと思っていたときに、ひとつの記事に出会いました。
施主さんと施工者、設計者がスクラムワークを組んでつくるものづくりのことでした。
これをきっかけに、仕事の他に、住まい塾の養成塾にかよい、住まいづくりを勉強しました。
図面は、記号である以上に、思いを伝える手紙であること。
住まいは、職人さん、たくさんの人の手によってつくられていること。
共感することの大切さ。
たくさんのことを学びました。

そして転職。木や、土や漆喰などの命のあるものをつかった、住まい手参加の住まいづくりを目指して。
実は、住まい塾で働きたくて、手紙を書いたのですが、1月待っても音沙汰がなく、
雑誌などの写真や記事から自分が心地よいと思った事務所に手紙を書き、
働かせてくださいと押しかけての就職でした。

土壁や、木、人とのつながりのある住まいづくりは、楽しかったけれど。
アトリエ事務所ということもあって、外観を重視するあまり、手の届かない窓だったり、
先生のつくるものは、作品という要素が強かった。
私にはちがうなぁ。作品ではなく、やっぱり、喜んでもらえる住まいづくりをしたい。
人が主役の住まいづくりをしたい。

そんな思いから再び転職。
そこで、出会った大工さんから、仕事をいただいて独立しました。

独立してから、いろいろありましたが、(大切なことに書いていく予定です。)
ずっとこの仕事で生きていこうと思っています。
この仕事が好きで好きでたまらないし。

今までのいろいろな想いがあって、
住まわれる人、造る人、近所の人や、犬や猫や小鳥たちの
笑顔が生まれるような住まいを創っていきたいと思っております。

そして、緑や木や自然の命をいただいて生きている。
人間も自然の一部であることを忘れずに、
少しでもつくることを通してつながりをつくっていけたらと思っております。

住まう人も、つくる人も、街も、自然もみんな幸せになれる方法をさぐっていきたいです。

■ 資格
1級建築士
2級建築士
インテリアコーディネーター
福祉住環境コーディネーター1級
ホームヘルパー2級

■ 好きなたてもの
吉村順三さん、住まい塾の鈴木さんの担当する家、居心地のいいもの。奇抜ではなくても、心地よいもの。つくるひとのこころのこもっているもの。愛情をかんじられるもの。素材を素材として、生かしているもの。
■ 好きなこと。もの。
海。風。ウインドサーフィン。緑。おさんぽ。草花。ひなたぼっこ。草木染め。空。