● 奥田信雄さんの京壁

奥田信雄氏の京壁の講習会に行って来ました。
そのときのようすをまた何回かにわけてレポします。
京壁といっても、
よくわからないので、とても興味があったのです。
京壁と辞書で調べるともともとは、京都の土をつかった土壁で、
今は、ざらっとした仕上げ風のものをいうと出ていました。
でも今回のは本来の京壁です。
そして、今回は、水捏ね仕上げと、
投げすさ引きずり仕上げをおこなってくださいました。
まずは、水捏ね仕上げです。
水捏ね仕上げとは、土とスサと砂でつくる
糊をつかわない壁のことで、
京壁の中でも、とても難しい仕上げだそうです。
準備されていた下塗りに水を含ませ、
お弟子さんの二人と有志の方が
壁を塗っていきます。
お弟子さんたちは、息をとめるようなスピードで塗っておられました。
ゆっくりコテを動かすのってすごくむずかしいって参加されていた左官屋さんが
おしゃっていました。
奥田さんは、
何度もコテにチカラをいれて塗ったらあかん。
とおしゃっていました。
7寸こコテでも、1尺のコテだと思って体をつかって大きくなでる
とも。
指にチカラをいれないので、親指と人差し指の間のところに、
筋肉がつくのだそうです。
自然の力でうごく、ウインドも
脱力がとても大切です。
チカラがはいっているとチカラは伝わらないんです。
でも、チカラをいれるより、
脱力ってすごくむずかしいですよね。
左官もおんなじなのかなぁと思ってみていました。
素人の私がみても、、奥田さんや、お弟子さん、またこの人うまいなぁと思うかたって、
みなコテと体が対になって動いていました。
うまくいかない方々は、腕だけがうごいていました。(でも、すごくがんばられている方々です。)
中塗りでならすには、なみのないように塗るのでなく、まっすぐ塗る
ことが大切で、なみには消える波と消えない波があるのだとか。。
本当に奥が深いですね。
※写真はお弟子さんです。

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