●大工工事

2009.04.09
大工さん5人 棟梁のOさん、Nさん、Mさん、Mさん、Oさん、
あたたかい日がつづきますね。
台所と廊下の引き込み部分の加工、
和室の円い柱の加工、
浴室廻りの加工、
主寝室の収納、出入り口廻りの加工、
子供室の出入り口廻りの加工をされていました。
写真は、
出入り口廻りの加工です。
見に来られていたお施主さんが、ミニ階段みたい!とおっしゃるくらい
見えなくなってしまう部分なのに、
細かい細工がしてあります。
大工さんってすごいですね。
そして、大黒廻りの梁の写真です。
大工さんのお仕事が見えなくなってしまうのは
さみしいし、伝統的な仕口、組み手は美しいと思うの
で廊下部分のみえるところはそのままでとお願いしました。
和室では声をかけるのをやめたほど、
真剣な顔をされて作業されていました。
円い柱と四角い木の組み合わせ、むずかしそうです。
お風呂廻りの造作をされるため、
ずっと道具を研いでいたのですね。
お施主さんがびっくりしていました。
子供室部分は柱に枠を取り付けるためのミゾをほるために
苦労されていました。
主寝室部分は、枠の取付をされていましたが、
Vレール部分のところは、深くなるため、
底部分だけ凹凸があるカタチの枠をつくられていました。
下でもそうでしたが、ぴたっとはまるようすは気持ちよいですね。
最後の写真は
棟梁のOさんからいただいたものと現場の○柱のかけらです。
栗のなぐり仕上げはあたたかいかんじがして、触ると気持ちよいです。
秋田杉は目がすごくこまかくてびっくりしました。色あいも他の杉より赤味が強いですね。
青森ヒバって、はじめてみました。
米ヒバとはぜんぜん違うものなのですね。
軽くて品のあるものなんだ!と思いました。
円い柱も、お施主さんも木のかけらが大好きなことを伝えると
半分にしてくださりました。
とってもうれしかったで、大切にします。
ありがとうございました!