ルーシーリー展に行ってきました。
よかったです。
写真でもきれいだなぁと思っていましたが
本物はもっと魅力的で、
器をみていると、やさしい気持ちになれました。
カタチもなんというか、いいんですよね。
たぶん、彼女の器をみて、作品に影響をうけた方というのも
たくさんいらっしゃると思うのですが、
開き具合だとか線だとか、
ほんのちょっとしたちがいで、
それぞれの人にとって、好きなものか、嫌いなものになるか、
そばにおきたいものになるかがあるのかもしれないなと思いました。
空間においての光もそうかもしれないなんて、思ったりしました。
印象に残ったのは、おばあちゃんになった彼女の顔とつくられているときの目のうごきです。
とてもいい顔をされていて、こういう方がつくっているんだなぁと思いました。
ろくろをまわす間、まるですべての回転を見落とさないようにするかのごとく、
顔と視線がリズムになってうごいていました。
また彼女のノートもすごい。
釉薬ノートをつけていて、何回も、何回も実験した記録が残っています。
こういうふうにして、
彼女は彼女の色をつくっていったんだと
ものづくりの姿勢にも感動しました。
写真はもみじ。
この時期に真っ赤になるものもあるそうです。

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