少し前ですが、
母が福島へ復興応援のお花見ハイキングに行ってきました。
花見山で、お花を見ながらハイキングをして、
現地の方がつくってくださったお弁当を食べて、
東和の有機農業の方、飯舘村、浪江町の方にそれぞれのお話をお聞きするというものです。
浪江町では、津波被害の様子をみて、
テレビと実際に見る様子は全然違うと言っていました。
飯舘村は、人っ子がいなくて、
家の被害がないのに、人がいないところは妙だったよと言っていました。
(入れること知らなかったのですが 泥棒対策のため、日中、当番で、見回りをされているそうです。)
東和は、お蚕さんを育てるために、お蚕さんは農薬をつかうと死んでしまうため昔からみなで、協同して有機栽培をされていたそうです。
今回の放射線の事故で、試行錯誤して、
放射線を測定しながら、できることを模索していったようです。
その中で、トマトやナス等は、セシウムを取り込まない性質をもっていて、
検出されずという結果がでたり、
ワラビ等の山菜はそのままだとセシウムが含まれていても、塩漬けにすると
セシウムが浮いてしまうのか、含まれない状態になるとか、
化学肥料をつかうよりも、有機栽培の野菜のほうが、セシウムをとりこまないとか、
いろいろわかってきたそうです。
できることを続けてこられたこと、本当にすごいですね。
ボランティアが少なくなってきたこと。
忘れないでほしい。とおっしゃていたこと。
母が話してくれました。
子供のためにってよく聞きますが
(私が子供の頃、親たちもこのせりふをよく言っていましたね。)
子供から見た親が、
他人の痛みを自分の痛みとしてかんじられる人でよかったと
母の話を聞きながら思いました。
母が行ったとき、、埼玉では染井吉野が終わりに近づいていましたが、
福島はまだだったそうです。
でも、他の種類の花がたくさん咲いていて、
すごくすごくきれいだったそうです。
桑の葉カステラ、地元のお祭りでも、福島のお店がでていて、
おいしかったのでお土産リクエストしたのですが
あっという間に売り切れだったそう。
こちらでも売っていればいいのになぁ。

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