先日、丸谷先生の構造見学会に参加させていただきました。
築25年の木造住宅の改修工事です。
耐震と断熱、呼吸する家への実際の工事のようすが見れてとても勉強になりました。
先生はウッドファイバーという断熱材を使用されていたのですが、
熱伝導率は0.038とウレタン等に比べてよくはないけれど、
熱容量が大きいので、熱が伝わる時間がゆっくりなので、
壁の厚いヨーロッパの家のような効果があるとおっしゃていました。
おもしろかったのは音環境のお話です。
理想の音環境は和室っておっしゃていました。
畳と杉板と土壁。
今の家は音の発生源は多数。それなのに反響するものばかりでは
落ち着かないですね。
見えないけれど、音もここちよさをつくる要素。
はっとしました。

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