●大工工事

2009.03.11
大工さん5人
棟梁のOさん、Nさん、Mさん、Mさん、Oさん
今日は冷たい風が吹いていますね。
大工さんは、昨日にひきつづき、
階段の造作、
出窓の造作、
外部では、バルコニーの造作を行っています。
階段は下の4段をうける合板がつきました。
この木も柱に組み入れています。
真剣に、木をあてて、寸法をとられていました。
ここの階段は、生活のしやすさを考えて、
5段廻りであって、
のぼりやすいように、段の奥行きをひろくとっているため、
尺モジュールにのっていないこともあり、
また、間取り上、脇に引込み戸があり、
中央の柱は現しでかつ、円柱なので
とっても、むずかしい階段になります。
その分、Mさんの思いを強くかんじていて、
楽しみです。
写真は出窓の造作です。
またカタチが変化しているのがわかるでしょうか?
こうしてみていると
手間がかかる仕事というものがわかりますね。
出窓の板ひとつ、組むものの取り合い事に、複雑な形をしていて、
裏にも、反りどめがあったりしています。
だからこそ、そういう仕事は、空間の上で、生活の上で
生きるような設計をしていきたいと思いなと思います。
板の目もきれいなんですよ。
外部のバルコニーも、カタチになってきました。
腰部分ができたら、床下地のほうの造作にはいります。
先程は、床を受けるための材を取り付けていました。
2階では、フローリングを貼るための墨出しの作業が行われていました。
杉の床の上に、カバザクラを貼っていきます。
杉がみえなくなってしまうのがもったいないと思ってしまいますね。