遮熱のお話をお聞きしたときに、
おもしろいお話をお聞きしました。
遮熱の効果の実験の途中。
他の断熱材でもやってみようと
熱を与えたところ、
熱伝導抵抗の高い(高いので断熱性がある)グラスウールや、発砲系のものよりも、
熱伝導抵抗の低い(低いので熱が伝わりやすいとされている)木のチップのようなもののほうが、ランプを当てた断熱材の下の床の温度の変化が少なく
断熱性が高かったそうです。
不思議ですね。。
実際、数値的には性能が低いとされているものも、
触れてみると効果があるようにかんじるものがあるので、
断熱性能の数値とかは実験室での数値だから実際と違うことがあるのかも。。
と思ってしまいました。
実験をされた方は、
今までの熱伝導抵抗というのは、もしかしたら、
ある方向性の抵抗であり、面で熱が拡散するなど
今まで、実験していない方向では、
違う答えがでるかもしれないなぁとおしゃっていました
ちなみに、杉の板目と柾目では板目のほうが、
実験での性能が高かったそうです。
板目は、床にふれる夏目と冬目が段上にあるからかなと
おしゃっていました。
まだまだこれからのことだと思いますが、
実験室での性能が本当かどうか、
測定できる数値というのは、ある条件での場合があるので、
感覚的なことも大切にして、
疑問をもっていくことがこれからはより必要かもしれませんね。

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