吉田五十八さんの猪俣邸を見に行ってきました。
耐震工事前に一度行ったことがあるのですが、
友人から、終わっているというお話を聞いていたので、
都内にでるとき寄ってみました。
耐震工事で、変わってしまうのかなと
思っていたら、
押入れだったり、柱を建てるのでなく、
竹のタルキを足したりとわからないように
工夫されていて、
工務店さんの建物を大切に思ってい気持ちを
かんじられてうれしかったです。
(・・でも元々の設計での耐震性も高かったそうです。)
空間はすごくよかったです。
ちょうど紅葉のいい季節で。
すとんと開いた開口部と杉苔の緑と紅葉の赤。
気持ちよかったです。
建物の説明をしてくださる方がすごくくわしい方で、
いろいろな発見もあり、
勉強にもなりました。
写真は外観の様子。
五十八さんは、日本建築の美しいところは屋根であるとおっしゃて、
100坪もある中、
平屋の1枚のものだとおかしいと
三層のむくりのある屋根にされたそうです。
屋根と屋根の間の左官、
屋根ができてかた塗られたそうですが、
左官屋さんスリムな方だったのでしょうか(笑)
施工者さんの技術もすごい建物です。

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